野菜を長持ちさせるには保存方法がポイント!
野菜って、基本長持ちしないというイメージがありませんか?
レタスやキャベツなどの葉物は、
玉ねぎやじゃがいも、人参などと比べると傷みやすいです。
早く使わないといけないと分かっていても、つい腐らせてしまったという経験は誰でも一度はしたことがあるのではないでしょうか?
また、買ってきたばかりなのに傷んでる!
という経験もありませんか?
店頭に置いてある野菜は冷蔵で置いているからと安心していてはいけません。
店頭も冷蔵で置いているとはいえ、夏場など温かい時期はお客さんのドアの開け閉めで温かい空気が入ってきてしまい保存状態が悪くなってしまうケースもあるんです。
だからといって、温かい時期は2日に1回ぐらいのペースで買い物にいかないといけない!となると大変ですよね。
そこで、買ってきた野菜にちょっと手を加えて保存するだけで
長持ちさせる方法をご紹介しちゃいます♫
これだけは押さえておこう!野菜を長持ちさせる3つのポイント
野菜にもそれぞれ特徴があり、湿気に強いものもあれば、弱いものもあります。
みんな同じ方法ではダメなんですね~。
だからといってたくさん保存方法があると覚えきれないですよね。
でも大丈夫☆
今からご紹介する3つのポイントを覚えておけば長持ちさせることができますよ★
■①自然の状態で保存する
野菜は自然の状態に近い形で保存するのが◎。にんじんや、ほうれん草、小松菜などは立てて保存するのが良いんです。野菜室に、切ったペットボトルなどを入れて、にんじんなどを立てて保存するのも良いですよ。
自然の状態というのは、収穫される前の状態ということですね☆
なので、ホウレン草や小松菜などの葉物は葉を上にして保存すると長持ちするんですよ。
「葉物は、冷蔵庫の底に触れている面から傷んでいく」ということを覚えておけば
芯の面を下にして保存しよう!となりますよね☆
ほうれん草など長いものを保存するには野菜室は高さが足りない。
そんな時は、冷蔵庫のドアポケット(ドリンクを収納するとこ)に空の牛乳パックや飲み口を切ったペットボトルの中に入れて立てて保存すると倒れることがないのでオススメですよ★
■②フリーザーバックや新聞紙、キッチンペーパーで保存する
野菜によっては乾燥・酸化に弱いものがあります。
そういった野菜は、ジッパー付きの保存袋かタッパー(フタがしっかり閉まるもの)に入れましょう。
特に酸化は傷みやすい原因のひとつ。
野菜は皮をむいたり、切ることで野菜内の細胞が空気に触れ、その箇所から酸化して変色するんですね。
レタスやキャベツなどは、乾燥に弱いので芯を取り
ジッパー付きの保存袋に入れて保存しましょう。
また、湿気に弱い野菜にはキッチンペーパーや新聞紙で包めば
湿気から守ることができます。
逆に乾燥に弱い野菜には
湿らせて包むことで乾燥を防ぐことができます。
■③それぞれの野菜に合った温度で保存する
冷蔵庫に入れておけば長持ちするというわけではありません。
例えば、じゃがいもは冷やすと
質や食感が落ちてしまうので
涼しく風通しがいい場所で保存すると長持ちします。
野菜にもそれぞれ特徴があるので
その野菜に合った保存方法でないと傷む原因となるわけです。
今日からすぐにできる♫長持ちする正しい野菜の保存方法
3つのポイントを押さえたら
次は、野菜はどの方法で保存すると長持ちするのか見ていきましょう☆
■キャベツ&レタス
レタスやキャベツは芯から痛んでいきます。また、乾燥に弱い野菜です。
芯をくり抜き、その中に濡らしたキッチンペーパーを入れることで水分が葉に行きわたり乾燥を防ぐことができます。
その後は、レタスだとキャベツより痛みが早いのでビニール袋やラップで包みましょう。
キャベツは新聞紙で包むことで長持ちすることができます。
レタスは包丁をいれると酸化して傷みやすいので、芯をくり抜くときは手で取りましょう。
レタスは柔らかいので、親指で押せば簡単にくり抜くことができますよ★
この方法で保存することで
キャベツは1か月近く
レタスは10日ほど長持ちします。
■トマト
トマトの適温は10℃前後になります。
なので、冬なら常温でも保存OK★
夏場は冷蔵保存でないとすぐ痛みます。
だからといって、5℃以下だと水っぽくなってしまうので
1つずつ保存袋やポリ袋に入れて冷えすぎないようにするのがポイントです。
ここで注意してほしいのは
冷蔵庫に入れる時にヘタを下にして置いてください。
ヘタが上だと実に圧がかかってしまい
早く傷んでしまう原因になります。
この方法で保存すると1週間ほど長持ちします。
■小松菜&ほうれん草
小松菜やほうれん草は常温保存は向いていないので冷蔵庫で保存しましょう。
牛乳パックやペットボトルに根が浸かるぐらい水を入れて立てて保存することで長持ちします。
倒れて水がこぼれるのを防ぐために、冷蔵庫のドアポケットで保存するのをおすすめします。
キッチンペーパーで葉のところをくるっと巻くと、乾燥から守ることができます。
この保存方法で、一週間ほど長持ちします。
■白菜
すでにカットされている白菜だと、断面から傷みが進むので半分にカットされた白菜は常温保存に向きません。
というよりも、白菜はカットしてしまっていると、基本的に日持ちしません。
お店でカットされているものを購入した際は、早めに使い切ることをオススメします。
カットされている白菜を少しでも長持ちさせるには
芯を包丁で切り、軽く濡らした新聞紙に包んでポリ袋や保存袋に入れて保存しましょう。
カットされていない白菜の場合は
芯を取らず、キッチンペーパーで包んでから新聞紙で包みましょう。
この方法で、1か月近く長持ちします。
また、冬なら野菜室に入れないで、ベランダや玄関など涼しい場所で保存することもできます。
白菜はまるごとだと場所をとるので、嬉しいですね。
また、長持ちさせる大きなポイントは「立てて保存」することです★
■ブロッコリー
正しい方法で保存しても、5日ほどしか持ちません。
もっと保存させたいというときは、小房に分け硬めに茹でてから冷凍保存しましょう。
冷蔵保存する場合は、乾燥から守るために少し濡らした新聞紙に包んで
「立ててから保存」するようにしましょう。
野菜が長持ちできれば節約にも繋がる!
今まで使いきれなかった野菜も、長持ちさせることで使いきれるようになります。
その結果、捨てることがなくなるので野菜もお金も無駄にならず節約になります。
また、保存状態が良ければ鮮度も保たれるので料理の質を落とすことがありません。
そして、長く保存することができれば
旅行などで家を空ける時に、早く使いきらないと!捨てなきゃ!と焦ることがなくなるのです。
長く保存できることで得られるメリットはたくさんあるんですよ★
ちょっと手を加えて、少しでも長くおいしい野菜を食べれるようにしましょう♫