なぜ疲れているのに眠れないの・・・?
今特に若者の間で、
眠れない人が増えているのをご存知ですか?
通常であれば人間は夜になると
自然と眠くなるようにできています。
また仕事で疲れた日なんかは、
特にまぶたが重くなって
気がついたら寝てしまうこともあります。
でも疲れていても
朝早く起きても夜はなかなか寝付けないという人が
増えているんです。
その原因は主に日常生活で感じる
「ストレス」が原因とも言われています。
眠れない原因
■①ストレス
例えば職場の人間関係や、仕事、
収入や家族のことなどで悩んだりイライラしたりと、
このような積み重ねが、心理的ストレスとなって
交感神経を活発化し、
副交感神経が抑制されて睡眠を妨害しまう結果に。
■②夜のスマホ
最近の人は夜寝る前に
お布団やベッドに入りながら
スマホをいじっている人が多いようですが、
スマホからでる「ブルーライト」は
睡眠物質である「メラトニン」の分泌を阻害すると言われています。
長時間でなければそこまで影響はありませんが、
いじりだすと、ついつい辞められなくもなります。
特にインターネットをやることで
様々な情報が脳に入ってきてしまうので、
脳がオフにならず眠れなくなってしまうのです。
■③寝る前に行う激しい運動
疲れて眠くなるように
寝る前にランニングするという人もいますが、
これはNGです。
激しい運動は、深部体温をあげる原因となり、
交感神経を優位にするので、
逆に眠気が遠ざかってしまうことになります。
「疲れているのに眠れない」とは
まさにこのことを言います。
もし運動する場合は、
21時までに行うことをお勧めします!
良質な睡眠を助けてくれる鍵は「脳」と「体温」
では眠れない原因がわかったところで、
どうすれば眠れるようになるのかが知りたいですよね!
ストレスを軽減するように努めたり、
夜のスマホや夜の運動を控えるのはもちろんのことですが、
毎日の生活の中で、「脳」と「体温」を
うまくコントロールするというのが、
良質な睡眠ができるかどうかの最大のポイントです!
脳と体温のスイッチをしっかりオフにすることができれば、
「眠り始めの90分」の質を高めてくれます。
■1、脳をのスイッチをオフにする
脳に刺激を与えず
何も考えない状態にすることが
脳をオフにすることです。
■2、体温のスイッチをオフにする
体温を下げるということです。
体温には皮膚の温度と、
深部温度(体の中心部の温度)の2種類があります。
起きている時は、
深部温度は皮膚温度よりも2℃ほど高めです。
ということは、深部温度と皮膚温度の差が縮まるように、
深部温度を下げれば眠くなるということ。
体温のスイッチをオフにするということは
この深部温度を下げればいいのです!
脳と体温のスイッチは相互性があるので、
どちらか一方ではなく、
脳も体温も両方のスイッチを切ることが大切です◎
脳をモノトナスにする方法♬
ポイントは、「モノトナス」です。
モノトナスとは、単調にする、変化に乏しい
ということを意味するのですが、
あれこれ考えずにあえて退屈な本や、リラックスできる本など
自分なりのモノトナスになるものを見つけてみて♡
風景が変わらないまっすぐな道路を長時間運転していると、居眠り運転しやすくなります。
単調な状況だと頭を使わないので、脳は考えることをやめ退屈して眠くなります。つまり「単調な状態」にすることは、眠るための脳のスイッチなのです。
そこで夕食後や入浴後くらいから少しずつ「刺激のない状況」をつくっていくのがおすすめです。
寝る前に本を読む場合は、ミステリーよりも退屈な本を選ぶこと。
映画は見入ってしまいやすいので避けた方がいいですが、あまり興味のないテレビ番組をBGM代わりに流しておくのはいいでしょう。寝る前は頭を使わずに、リラックスして楽しめることをやるようにしましょう。
いつも通りの時間にお風呂に入り、いつも通りの時間にいつものパジャマに着替えるなど、「いつもと同じパターン」も単調さにつながるので効果的です。
■リラックスポーズもお勧め♡
最初は絵のように、
うつ伏せになってリラックスします。
手は胸の横につけるように
置いてください。
そのうつ伏せの状態から、
今度は絵のように息を吐きながらゆっくり上体を起こしていき
背中をゆっくり反らしていきます。
この動きをゆっくり繰り返して
1日3セットやるだけで脳はかなりリラックスモードに♬
誰でも簡単にできるのでとってもお勧めです♡
ただ背中の反りすぎには注意してくださいね。
体温をスイッチオフにする方法♬
■1、湯船に浸かる
実は入浴するタイミングが
良質な睡眠の鍵を握っているんです。
入浴は寝る直前よりも
寝る90分前に入るのがベストタイミング!
深部体温は上がった分だけ下がるようにできています。
しっかり体温を上げて、その後効率的に下げるためには
湯船に浸かるのが効果的です◎
ただ熱めのお湯はNG。
理想は38℃〜40℃のぬるめのお湯に
20分程度浸かるのがGOODです!
そうすればベッドに入る頃には
ちょうど深部体温が下がって心地よい睡眠がやってきます。
すぐ寝たい時は!?
もしすぐ寝たくて、
ゆっくり湯船に浸かっている時間がない・・・という時は
シャワーでもOKです♬
■2、掛け布団の順番を一工夫する
体のすぐ上に熱電導率がいい羽毛をかけて
体温を吸収させて、
その上に毛布をかけて熱を閉じ込めるようにします。
そうすれば体温を上手に下げつつ
快適な温度をキープできて自然と眠くなっていくので
眠れないな・・・と感じている人は、
もう一度掛け布団を見直してみてくださいね!
■3、手足と目を温める
女性では得に多いのが、手足が冷えている人です。
手足が冷えているからと言って、
靴下を履いたまま寝てしまうと熱が放散されず
かえって眠りを妨げてしまうことに・・・
なので寝る直前に靴下は脱ぐことをお勧めします。
また、脳に近い目を温めることで、
間接的に脳をマッサージするような作用があるので
眠りにつきやすくなるそうです!
脳と体温のスイッチをオフにして良質な睡眠をとろう♬
いかがでしたか?
眠れないことで不安になっている人ももう大丈夫です!
今日からこの脳と体温の
スイッチをオフにできるように心がければ
誰でも今まで以上に
スッと眠れるようになっちゃうんです。
眠れない人は、実は無意識のうちに
脳や体温のスイッチをオフにできていないだけ。
それらを改善して良質な睡眠がとれるようになれば
朝の目覚め方もすっきりするはず!
だからこそ今日から少しずつ、
脳と体温をオフにすることを意識してみてくださいね!