「ただ、繰り返すだけでしょ?」
記憶するためには、よく「反復」っていうように、
どうせ繰り返して勉強するんでしょ?
そう思っていませんでしたか?
いえそうじゃないんです。
本当に簡単で、
何の道具も一切使うことなく、
普段誰もが無意識によくやっていることを
”ここぞ”というときに、パッと行うだけなんです!
それだけで本当に記憶力が5倍になるのなら、
思わずガッツポーズをしてニヤっとしてしまうほど、
実は嬉しいことだったりしますよね!
記憶力が5倍にもなるってことは、
1時間かけて覚えていた10のことが、
単純に50にもなってしまうってこと。
そんなラッキーな方法、あなたは知りたくありませんか?
お昼ご飯を食べたらその後すぐにしたくなることありませんか?
「なんだかお腹がいっぱいになったら、
だんだんとウトウトしてきたなー。」
そこであなたがしたいことって何でしょうか?
もうだいたい想像がつきますよね?そうです!
正解は「昼寝」です♪
昼寝って少しはしたほうがいい!と聞いたことあるけど、
まさか記憶力に関しても影響があることまでは、
知らなかった人も多いのではないでしょうか?
実はお昼に眠くなるのは、
人間の内部から出ているごく自然で必要なサインなんです。
そのサインを無視して寝ないでいるのはむしろ、
咳やあくびなどの生理現象を
無意味に我慢していることと同じようなものです。
テレビなどでよく見る、
「夜更かししたからでしょう!もっと早く寝なさい!」
などと子どもを叱る母親の姿を思い出しますが、
睡眠不足なのかな?と心配になる人も多いそうです。
実は、あくびは消化活動と一緒に出ている体からのサインなので、
睡眠不足とは、まったくの別問題だということも分かっています。
寝るだけで記憶力が上がるなんて不思議!
ドイツの大学の研究では、単語を覚えてもらい次に、
1時間以内の昼寝をしてもらった所、
45~60分という短時間の睡眠でも、
記憶からの情報検索に5倍の改善がみられたそうです。
なぜ短時間の昼寝でも情報の保持に役立つのか?の研究発表によると、
睡眠中に起こる「睡眠紡錘波」のおかげで、
大事な情報を記憶し、思い出すことができるとのことです。
また、昼寝の体や脳に対する効果をBufferが公開しています。
How Naps Affect Your Brain and Why You Should Have One Every Day
http://blog.bufferapp.com/how-naps-affect-your-brain-and-why-you-should-have-one-every-dayScientific research shows us what happens in the brain when we're asleep and how naps affect your brain.
昼寝をすることで記憶力が上がることが、ある実験から判明しています。
①その実験では、被験者を2つのグループに分けます。
②イラストの描かれたカードを覚えてもらった後に、
1つのグループには昼寝をしてもらい、別のグループには
昼寝をせずにカードのイラストを記憶しているかどうかのテストを行います。
結果:テストの結果では、
昼寝をしたグループがしなかったグループよりも高い成績を残しています。
この結論から、研究者によると、
記憶はいったん脳の海馬という場所に保管されますが、
昼寝は海馬に記録されたデータを、書き換えられにくい大脳新皮質という場所に
移動させる効果があるとのことです。
つまり簡単にいってしまうと
「ノートに書いた必要なデータを引き出しにしまう動作ができた」ということですね!
最適な昼寝をする4つの方法
カリフォルニア大学で心理学を教えている
サラ・メンディック博士の研究によると、
<60分~90分>の仮眠は、
夜の睡眠と同じくらい眼精疲労をとる効果があるとのこと。
この研究から、目は睡眠している間に
疲労回復していることがわかっています。
また、仮眠には健康や脳に大きなメリットがありますが、
最適な方法で仮眠をとらないと
その効果は発揮されないとのことなんです!
一体最適な昼寝をするには、どうしたらいいのでしょうか?
■1、寝付くまでの時間を知る
寝付くまでの時間を調べる方法として挙げられている例として、
寝ようと思ってからタイマーをセットし、
椅子に座って
右手に車のカギを握りしめながら眠る、というもの。
カギが落ちた瞬間が眠りに落ちた瞬間でもあるので、
寝付くまでの時間を計測できるわけです。
ただ、そのカギが落ちるまでが
何分かかったかをどう測るのかは書かれておらず、
結局は誰かに見ていてもらうことになるかもしれませんね(汗)
■2、寝過ぎない
寝過ぎると、起きている状態にも関わらずフラフラしたり、
意識がもうろうとする「睡眠慣性」という状態を発生させる可能性があるそうです。
仮眠は<90分以下>に抑えるほうが◎です。
■3、正しい時間に昼寝をする
仮眠を取るのに最適なタイミングは、
○体のエネルギーが低下している時
○ランチタイムの数時間後
がそれに当たります。
■4、練習あるのみ
効果的な仮眠をとるには練習あるのみで、
寝起きが悪い人には「Warmly」などの
ゆっくり起こしてくれる目覚ましアプリの使用がオススメとのことです。
Warmly — An alarm clock - Android Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.chaoscollective.warmlyTake the alarm out of waking up.
ライバルと差をつけるために堂々と昼寝しちゃいましょう♪
あまり一般的な習慣ではない「昼寝」
もしかしたら職場の空気・雰囲気では、
なかなか気軽に昼寝ができない・・・状況があるかもしれません。
会社に所属している場合など、
現場のルールがあるので仕方がないこともありますが、
可能な限り、お昼休みなどをうまく有効活用しながら、
昼寝をしてみてください♪
また昼寝ができる仕事や立場の方は
ぜひ思い切って今日から実践していただきたいです♪
あなたもこれで、
簡単に記憶力を5倍アップして、
大事な昇格試験や資格試験に
乗り切れること間違いなしです♪
記憶力をアップさせるためにも、
夜更かして勉強するのではなく、
思い切って「寝る」ことを、心がけてみてくださいね!
勇気をもって寝たほうが、いい結果がついてきますよ♪