あなたは自分を勇気づけできていますか?
「嫌われる勇気」と言う本で一躍有名になった
心理学者のアドラー。
ドラマにもなって話題になりましたよね!
なぜ話題になったかといえば、
ほとんどの人が
「人から嫌われたくない」と心の中で思っているからこそ、
本のタイトルにもなった
「嫌われる」ことが大切なんだ!と言うアドラーの言葉に
衝撃を受けた人も多かったからです。
自分自身を一番大切にしないといけないにもかかわらず
多くの人が
「周りから好かれたい」「周りから嫌われたくない」との気持ちから
自分を犠牲にして素直に生きれていない人ばかりです。
自分自身に素直に生きるためには
アドラー曰く、やはり「勇気」が必要!
なぜなら自分の思いに正直に生きると
自然と親や友人、会社など関わりある人からの抵抗を受けるようになるからです。
自分自身に生きる!とは同時に
周りの意見とぶつかり、それがきっかけとなって嫌われたり、
自分を認めてもらえなかったり痛みを伴うことにもなります。
それが嫌だからこそ、自分を犠牲にする方が楽・・・
と考える人も多いようですが、
本当はそれが一番いけないことなんです。
だからこそ今誰にも共通して必要なのが、「勇気」です!
あなたには「嫌われる勇気」がありますか?
自分を勇気づけできている人には特徴がある!
最初にも述べたように、
誰しも心の中に備わっているものは、
「他者から好かれたい、嫌われたくない」という心理です。
この気持ちが邪魔をして、
自分で自分を受け入れらず、結果自分で自分を勇気づけできないと言う
否定的な側面に陥っていきます。
否定的になればなるほど、
相手の意見に流されたり、振り回されたりして、
自分が望んでいない結果が起こるという悪循環にもなりかねません。
でも自分自身を勇気づけられている人は、
自分が引き受けたくないことでもはっきり「ノー」といえたり、
周囲からの評価で自分の価値を決めないので、
常に自分の価値は自分で決めることができるようになります。
そして自分自身を勇気づけられる人には
ある9個の力が備わっているとアドラーは言っています。
もし少しでも
自分のことを過小評価してしまいガチだな〜とか、
勇気を出したい時になかなか出せない自分がいると感じるならば、
ぜひ9個の具体的な力を身につけ、
積極的に自分を勇気づけできるようになりましょう♡
1,受容力
人は誰でも欠点があります。
どんな成功者でも失敗しない人はいません。
だからこそ成長することが楽しい!やりがいがある!と
思えるものです。
自分を勇気づけできている人は、
自分にどんな欠点があろうと、自分がどんな失敗をしようと、
全てを受け入れられることができています。
2,価値転換力
人はつい失敗を恐れてしまします。
でもその原因は、失敗を失敗と捉えているからです。
電気を発明したあのエジソンは
自分が一度も失敗をしなかったと言ったのは有名な話です。
なぜならエジソンは失敗を失敗と捉えず
その失敗を「成功するための発見でしかない」と捉えていたからです。
自分を勇気づけできている人は、
この価値転換力がもっとも強く問われるところでもあります。
自分の過去に障害があっても、そのことを傷や失敗と捉えるのではなく、
財産や価値とみなすことができます。
3,復元力(挽回力)
順調な時は誰でも有頂天になりがちです。
また余裕もできるので、
全てを効率的にこなしたりと割と何事もうまく行きがちです。
しかし人生は順調なことばかりではありません。
時には落ち込むようなこと、苦しいことにぶち当たります。
人は壁にぶち当たった時にその人間性が問われると言いますが、
大体は落ち込んでしまうか、もうだめだ・・・と
諦めてしまう方が多いはずです。
でも自分を勇気づけできている人は、
どん底から挽回すること、復元することができます。
パッと切り替えて、
「ピンチはチャンス」と捉えて力をどんどん発揮させていくのです。
人生は本当に紙一重なのです。
4,教訓力
エジソンは失敗を成功するための発見であると言いましたが、
失敗した先には必ず何かしらの「学び」がそこにはあります。
その学びを発見できるかできないかが、
人生成功できるかできないかの重要ポイントになるのではないかと
私自身思っているのですが、
まさに自分を勇気づけできている人は、
失敗から学び、学習の材料に出来る教訓力があります。
5,共感力
いくら自分自身
素直に生きることが大切と言っても
自己主張が強かったり、人の意見に耳を傾けることができないのは、
誰がどう見てもよくありません。
自分を大切に出来る人ほど、
他人の意見を聞けるだけの心の余裕があるものです。
他者が持っている意見に耳を傾け、関心を示してこそ、
自分の意見も聞いてもらえたり、認めてもらえたりするものです。
だからこそ、自分を勇気づけできている人は、
特にこの共感力が強い人なのです。
6,協力力
人は自分を犠牲にもしやすいですが、
自分の意見を曲げようとしない一面もあります。
もし他者と意見が合わないことがあれば、
競争や対立になることも多いのが事実です。
だからこそ、未だに戦争が続いているのも
そこに両者との対立が生まれていることがわかります。
でも今の時代は競争や対立をするのではなく、
お互いに共通点を探して歩み寄るというのが正しい選択だと
個人的に感じています。
有名なビジネス書に「七つの習慣」という本がありますが、
その中にも「第三の提案」と言って、
意見が分かれても必ず共通点を見つけ出し、歩み寄って協力していくことが
大切だと書かれています。
それと同じくアドラーも他者とむやみに競争することなく、
協力的な態度を取ることの必要性を訴えています。
そして自分を勇気づけできている人は
まさにこの協力する力が備わっています。
7,楽観力
過去は変えられませんが、未来は変えられます。
しかしその反面、未来が未知なもの(見えないもの)だからこそ、
これから先どうなるのだろう・・・と
不安になってしまうことも事実です。
特に夢や希望がなかったり、
落ち込んでしまう状況が続いてしまうとそれだけで、
勝手な思い込みで未来が暗いイメージを持ってしまいがちです。
だからこそ問われるのは、
どんな時も楽観的な考えと姿勢でいられるかどうか。
成功者ほど、たくさんの挫折を味わっていたり、
誰もが想像できないどん底を経験しているものです。
それでもその状況を悪く捉えず、
前を向いて明るい未来をイメージしながら現状に打ち勝っていっているのです。
その結果誰もが想像できなかった成功を手にしたり、
幸せを得ることができているのが本当の真実。
苦しい時こそ、
もうだめだ・・・と思う時こそ、勇気が問われます。
常に明るい未来を想像する!
常に後ろを振り向かず前を見て進んでいく!
自分を勇気づけできている人は
全て楽観的(ポジティブシンキング)なのです!
8,寛容力
人はなかなか自分の悪いところは認めようとしません。
しかし他人の欠点は必要以上に指摘したがるのです。
自分を過小評価してしまう人ほど、
自分を認められない分、他人にも厳しくなってしまうのが道理です。
逆に自分を認めてあげれる人は、
他人にも寛容になり、認めてあげることができます。
そして何より、
なかなか認められない他人の欠点にこそ、
寛容でいられるのが自分を勇気づけできている人の
特徴でもあります。
あなたは他人の欠点を認めてあげることがでいていますか?
9,主張力
そして一番何より大切なのは、
主張力です!
これが特に現代の私たちに一番欠けているものかもしれません。
自己主張が強すぎるのはよくありませんが、
「私はこう思っている!」と自分の信念や思いを主張することは
生きていく上で最も必要な事です。
特に海外に一歩出れば、
その「主張力」が問われます。
多民族国家だからこそ、その人が何を思い何をしたいのか!を
主張しないとうまく共存共栄していく事ができません。
ただ主張する!のではなく、
他者に上手にわかりやすく愛を持って、
自己主張できるようになる事が大切です◎
人の理解を得るためにも、
自分自身のためにも、まずは自分を主張できる事が
全ての最初のステップです。
自分を勇気づけできている人は
この主張力が備わっているからこそ、
他人の意見に振り回される事なく、
どんな時も自分の価値で物事を選択する事ができるのです。
あなたも今日から自分を勇気づけできる人に★
いかがでしたか?
勇気づけできている人には
実はこれだけの力が備わっているという事なんです。
これが一つでも欠けているからと言って、
勇気がないわけではありません。
これらの力を一つでもつけていく事で、
自分らしい生き方をより堂々とできるようになれるという事です。
あなたもこの9つの力が
自分にどれだけ備わっているかをチェックしながら
改めて自分の生き方を見直して見るいい機会かもしれません。
たった一度の人生を悔いなく生きるためにも、
ぜひ「嫌われる勇気」も読んでみてくださいね。
個人的にはかなりおすすめです★