みなさんこんにちは。GIGI編集部です。
突然ですがみなさん、普段電車は使いますか？
都市部に住む人は特に、電車を使う機会が多いのではないでしょうか。
特に東京都は日本で一番鉄道の路線が多く、駅の数も全国1位。
その数はなんと、935駅にものぼります。
東京都の約38倍もの面積を誇る北海道ですら、554駅。2.3平方キロメートルあたり1駅はあるという計算になります。1km歩けば駅にたどり着くレベルで駅がたくさんあるんです。多すぎ。
筆者は路線図を眺めるのが好きだったりするのですが、入り組んだ路線図を眺めていると気になるのが、駅名。
地名が駅名になるものがほとんどですが、中にはランドマークとなる建物の名前が駅名になっていることもありますよね。
駅名を聞いて、その街のイメージができる駅ってけっこうあると思うんですよね。
たとえば、「渋谷」と聞けば「スクランブル交差点」、「秋葉原」と聞けば「電気街」など、街の風景がイメージされますよね。
でも、街の風景は想像できなくても、字面や語感だけで「なんか強そう」「なんか可愛い」などのイメージが湧く駅ってありませんか？
そこで、「いかにも強そうな駅名選手権」を開催！！！
筆者が独断と偏見で選んだ、「強そうな駅」をご紹介します。
１．溜池山王
東京メトロ南北線と銀座線が乗り入れる溜池山王駅。響きがなんだか強そうじゃありませんか？ そう感じてしまうのはおそらく、マンガ「スラムダンク」に登場する、全国大会常連校であり、めちゃくちゃ強い「山王工業」のイメージが頭にこびりついているからかもしれません。
響きが強そうというのもそうなのですが、溜池山王駅があるのは千代田区永田町、国会議事堂と首相官邸に挟まれた位置。立地までなんだか強そう。
２．鬼子母神前
池袋駅にもほど近い、都電荒川線の鬼子母神前駅。東京メトロ副都心線の雑司が谷駅と同じ場所に位置します。
何が強そうってもう、その字面ですよね。だって鬼だし母だし神ですよ。強そうでしかない。
ちなみに鬼子母神の駅名は、鬼子母神駅から歩いて5分の場所にある、鬼子母神堂に由来します。
３．等々力
東急大井町線の等々力駅。川崎フロンターレのホームスタジアムである等々力陸上競技場のイメージから、神奈川県の駅だと思っている方もいるのでは？実は、等々力駅はギリギリ東京都。世田谷区等々力、多摩川にほど近い場所に位置します。川を渡れば神奈川県です。なんて紛らわしい。
等々力駅はその響きがなんとも強そうです。「轟く」みたいな感じで。「力」という字も入っているし、パワーありそうですよね。
ちなみに等々力陸上競技場に行くなら、東急東横線の新丸子駅、JR南武線の武蔵中原駅か武蔵小杉駅が便利。間違っても等々力駅で降りないでください。
４．馬喰町
JR総武線の馬喰町駅。はい、強そう。
馬を喰らう駅ですよ。強そうでしかない。
日本橋にほど近く、街に建ち並ぶオフィスを見ると、問屋が多いことがわかります。
ちなみに、馬喰町駅と都営新宿線の馬喰横山駅、都営浅草線の東日本橋駅は半径100m以内にぎゅっと集まっています。地下で繋がっているので、雨の日は濡れずに乗り換えができるので便利ですが、ホーム間がめちゃめちゃ遠いのでご注意を。近いと思っていたら、地上よりも歩かされます。
５．天王洲アイル
東京モノレール、東京臨海高速鉄道の駅である天王洲アイル。
なんでしょう、このゲームに出てきそうなステージっぽい名前。強そう。
すぐそこは海。品川区最東端の駅だそうです。
ところで、天王洲アイルって何？って思いませんか？
天王洲アイルとは、東品川の臨海部にある再開発街区の名前。臨海部にあることから倉庫などもちらほらあるほか、広告ビジュアル制作の最大手、アマナイメージズのスタジオがあります。この駅を使う人って、天王洲アイルで働いている人か住んでいる人しかいないのでは…？
って思うじゃないですか。ところがどっこい。
海の近く、しかも再開発地区ということもあって、こんなにおしゃれな街なんです。
５．白金高輪
都営三田線と東京メトロ南北線が乗り入れる白金高輪駅。
白金台と高輪台というセレブしか住んでいなさそうな2つの地区の名前が合わさって、なんだかもう、無双。
とにかく強そう。
金持ち以外乗り降り禁止っぽそう。（※筆者の個人的イメージです）
路線図を見ていると、「行ったことはないけど、なんだか字面から受ける圧がすごい」なんて感じる駅名が見つかったりします。もしかしたら、あなたがいつも使う路線のその駅や、旅先で電車に揺られて出会った駅が、そんな名前の駅かもしれません。でも行ってみると、イメージとは違う街並みが広がっているかもしれませんよ♪
