最近なんだか便秘気味でスッキリしない…
暑くなってきて内臓も弱ってきた…
なんて体の悩みでなんだかモヤモヤ!
そんな悩みを抱えている方におススメしたいのが、「白湯」を飲むだけの健康法。
誰ですか?パイタンと読んだのは。
鶏ガラで作ったスープではありません。白湯(さゆ)です。
特別な食品や道具を使うわけではないので、とっても手軽にできる健康法です。
今日からでも始められる白湯生活。その方法とは?
そもそも白湯って?
白湯は、アーユルヴェーダで全てのエネルギーのバランスを整え、体内を浄化する理想的な飲み物とされています。
アーユルヴェーダとは、インド・スリランカ発祥の伝統医療のこと。病気になりにくい体をつくる予防医学の考えをもとにしています。
白湯ってただのお湯でしょ?って思った人。
実はアーユルヴェーダ方式でつくる白湯は、作り方が決まっているんです。
白湯の作り方
アーユルヴェーダ式の白湯の作り方はこちら。
1.やかんにきれいな水を入れて強火にかける
2.沸騰したらフタをとり、10~15分沸かし続ける
これだけです。
普通にお湯をつくると、沸騰したらすぐに火を止めてしまいますが、アーユルヴェーダ式の白湯はそのまま沸かし続けます。やかんのフタをとるのは、有害物質を取り除くため。これを飲める温度になるまで覚ませば完成です。
白湯を飲むと、体にいいことたくさん♪
白湯ができたら、さっそく飲んでみましょう!
ゆっくりと白湯を飲むことで、内臓が温められ、全身の血の巡りが良くなります。内臓の温度が1℃上がると基礎代謝が10〜12%ほど上がるので、自然と痩せやすい体になるのです。
白湯を飲むことで内臓が温められると、今度は内臓が活発に機能するようになります。すると、体内の老廃物を排出する力が増すので、便秘の解消にもつながります。老廃物を体の外へ排出することで肝臓や腎臓などの消化器系の機能がさらに向上し、体内の浄化ができちゃうんです!
白湯を飲むことで、全身の血の巡りが良くなると、体内に溜まっていた余分な水分が尿として体の外に排出されます。むくみの改善も期待できそうですね。
代謝を上げて痩せやすい体になり、老廃物も排出できる。まさに体の内側からスッキリできる健康法なんですね。
いつ飲むのが効果的?
■基本は、朝起きたら飲む
基本は、起床後、朝食をとる前に飲みましょう。胃に何も入っていない状態で飲むことで、腸内を浄化させて体の中をキレイにすることができます。
また、胃がからっぽの状態で飲むことで腸が刺激されるので、便通もの改善にも効果的。朝からスッキリとできますよ♪
朝食は、白湯を飲んでから30分後くらいに食べるとよいですよ。
飲む量はマグカップに半分くらいの150ml程度が適量です。飲みすぎも良くないので、これくらいにとどめておきましょう。
■食事と一緒に飲む
朝、昼、晩の三度の食事のときに白湯を飲みましょう。
ゴクゴクと飲むのではなく、すするように飲むのがポイント。
白湯を飲むことで内臓が温められて消化機能が活性化され、食べた物の栄養を吸収しやすくなりますよ。
ただし、先ほども書いたように、飲みすぎは禁物。200mlを目安にして飲みましょう。
■寝る前に飲む
そうすることで副交感神経の働きを促して、質の良い睡眠をとることができます。
また、副交感神経が働くことによって消化機能も高まりますよ。
それだけでなく、白湯を飲むと身体が温まるため、基礎代謝が高まって、睡眠中の呼吸や心臓の動きによるエネルギーの消費量が大きくなります。 つまり、寝ているだけでダイエットに…!
寝ている間は何もしていなくても、体の中の水分は失われていきます。多い時にはその量なんと500~1000mlにもなるのだそう。寝ている間に水分不足になってしまうのを防ぐのにも、白湯は一役買ってくれます。
このように、1日に数回に分けて白湯を飲みましょう。
目安は1日800~1000ml。一度に飲みすぎないように気を付けてくださいね。
白湯であなたも健康に♪
いかがでしたか?
白湯を飲むだけで、たくさんの嬉しい効果が期待できますよね♪
だれでも簡単にできるので、あなたも今日から試してみては?
夏本番を迎える前に、体の中からスッキリさせちゃいましょう!