その食べ合わせ、大丈夫!?
毎日何気なく食べている食事。
家で食べる時もあれば、
勤務先の食堂や、同僚や友人と
外で外食することもあると思います。
お腹がすいている時に食べる食事の時間は
誰もが至福のひとときを感じるわけですが、
実はあなたが何気なく
食べているその食事の食べ合わせが
体に栄養をつけるどころか
栄養を壊し合い、
体に悪い効果を生み出してしまっている
ものがあるかもしれないんです・・

今特に食の中では
「食べ合わせ」が注目されていますが、
今回はできれば
一緒に食べないほうがいいと言われている
悪い食べ合わせは一体なんなのか、
その衝撃の事実をお伝えいたします。
さぁ、心の準備はできましたか?

1,大根としらす
この組み合わせを聞いて、
「え、普段この組み合わせで
普通に食べてるけど・・?」
って思いませんでしたか?
特に日本人にとっては
「しらすおろし」といえば
和食の定番メニューです。
でも実は、この"しらす"と"大根"は、
栄養の吸収を悪くする
「ダメな食べ合わせ」だったんです・・
生の大根には
「リジンインヒビター(酵素の一種」)
が含まれていて、
この酵素には、しらすに含まれる
必須アミノ酸のリジンの吸収を
邪魔してしまう働きがあります。
■しらすではなくもずくがgood!
対策として、
大根おろしと食べる場合は、
「もずく」などの
お酢の物と一緒に食べるのがおすすめです!
2,納豆とたまご

私にとっては
実に衝撃の事実です・・
朝はこの組み合わせが定番だった!!
なんて人も多いのではないでしょうか?
納豆にはタンパク質の生成に関与する
「ビオチン」が含まれています。
このビオチンの敵は
「アビジン」という成分ですが、
実は卵の卵白にこのアビジンが
含まれています。
アビジンはビオチンの吸収率を下げてしまう
働きをもっているため、
納豆と卵の組み合わせは栄養価を
下げてしまうことに・・
■黄身だけなら組み合わせOK!
アビジンは卵白のほうだけに
入っているので、
もし納豆と組み合わせて食べたいときは、
卵白を取り除き、
黄身と一緒に食べましょう!
3,ほうれん草とベーコン

この組み合わせも
よく日常で出てくる料理の一つだと思います。
でもこの組み合わせも
実は、NGなんです・・
ほうれんそうには硝酸が含まれていて、
その成分は、
体内で亜硝酸に変化します。
これが食品添加物として
ベーコンに含まれるタンパク質の分解物と
反応することで、
発ガン性物質が生成されるのです。
またベーコンに含まれるリン酸が、
ほうれんそうに含まれる鉄分やカルシウムをも
吸収を阻害してしまうので、
悪い食べ合わせになってしまうことに・・
■ベーコンはきちんと茹でてから調理する
対策としては、
ベーコンをお湯で茹でてから調理することです!
そうすれば、鉄分やカルシウムの吸収を
阻害することもなくなります。
またレモンを絞って食べるのも効果的です!
4,ワカメとネギ

お味噌汁を飲むとき、
だいたいワカメとネギが
一緒に入っていることありますよね?
ワカメとネギってシンプルな組み合わせで、
すぐに作れてわが家でも
定番のお味噌汁っていうところも多いはず。
実はネギに含まれる「硫化アリル」が
ワカメに含まれるカルシウムの吸収を
妨げてしまうのです。
もし、効率の良い栄養吸収を考えるのであれば
やっぱりネギは控える方が◎
■ネギをシイタケに変えれば相性がgood!
アンチエイジングに関する著書を多数執筆している白澤卓二さんによれば、
ワカメの味噌汁には積極的に加えた方が良い食材もあるそうなんです。
それは「シイタケ」。
シイタケに含まれるビタミンDが、カルシウムの吸収を助けるんですって。
同じ食べるなら、
栄養価の高いシイタケにさっそく変えてみましょう♪
5,ハムとバター
ハムとバターの組み合わせといえば、
トーストの上にバターを塗ってハムを乗せて食べる・・
というパターンでよく食べられていますよね?
実は恐ろしいことに、
ハムで使われている
発色剤である亜硝酸塩と、
バターで使われている
酸化防止剤が組み合わさると、
発がん性物質が
体内で作られる恐れがあります・・
■無添加のものを使いましょう!
ハムもバターも
無添加であれば一緒に食べても大丈夫です。
無添加のハムなら
発色剤などの添加物は使用していないので、
色は良くありませんが安全です。
また無添加のバターは
酸化防止剤が使われているバターに比べると
傷みやすいため消費期限が短いですが
こちらも安心して食べられます!
6、ひじきとレンコン

ひじきの煮物に入っていることの多いレンコン。
私もひじき煮を作るときは
よくレンコンを入れることもあります。
実はレンコンに含まれる
タンニンという成分には、
ひじきに含まれる鉄分などの
ミネラル類の吸収を邪魔する働きがあります。
■ブロッコリーを入れるとgood!
豊富な鉄分の吸収を助けるためには、
ビタミンCの多い食品と合わせるのがgood!
その中でもブロッコリーが
意外にも相性がいいんです!
茹でるとビタミンCが逃げてしまうので、
生のまま調理した方がいいですよ◎
7、紅茶とレモン
あれ、私、
レモンティーよく飲むんだけど!?
と驚いた人も多いかもしれません・・
レモンと紅茶の相性は
あまりよくない理由としては、
一つ目にレモンの皮にあります。
レモンの皮に含まれる油分が、
紅茶のタンニンとくっついて、紅茶の苦味が増してしまのです。
また二つ目の理由としては、
輸入ものが多いかんきつ類は、日本では許可されていない
OPPという農薬が使用されている事があり
このOPPが、カフェインと反応して
発がん性物質になってしまうそうです・・・
■レモンの皮は取っていれましょう!
レモンティーを飲みたい場合は、
レモンが無農薬のものか、
皮をとって入れて飲めば大丈夫です!
一流ホテルやちゃんとした喫茶店で、
レモンティーを頼むと、
レモンがきちっと皮が取られて
果肉だけでてくるんです!
次からレモンティーを頼むときは
要チェックです♪
食事は何と食べ合わせるかが重要です!
いかがでしたか?
食事はただ食べればいいというわけではなく、
何を食べ合わせるかという
組み合わせが非常に大切なんですね!
組み合わせによって、
相乗効果を生み出すものや、
今回ご紹介したように、
お互いの作用が反発を起こして、
体に悪い影響を及ぼすものもあります。
同じ食べるなら、
体にとって効果の高い食べ合わせをしっかり選んで
積極的に健康作りに取り組んでいきましょう♪
