まかないフェスとは?
飲食店で働く楽しみのひとつが、そう、まかないですよね。
まかないといえば、通常はその店で働いている人だけが食べられるもの。お店のメニューにも載っていない、特別な料理です。
有名店のまかないなら、おいしいに決まってる!
せっかく働くなら、まかないのおいしい店で働きたい!
だったら「まかないがおいしいから」という理由でバイト先を決めてもいいじゃない!?
そういうわけで、求人情報サイト「an」が主催して開催されたのが今回のフェス。
バイト先を探している人だけじゃなく、多くの方々が各店舗のワゴンの前に行列を作っていました。
このフェスの魅力は何といっても、有名店のおいしいまかないがワンコイン、たった500円で味わえること。
お財布にもやさしく、いろんなお店のまかないが味わえるなんて、お得なイベントでしかない!
それではここから、GIGIweb編集部が味わった有名店のまかないの味をレポートしちゃいます!
肉山「肉山のまかない29カレー」
吉祥寺に本店を構える「肉山」。赤身肉が有名なお店なのですが、このお店のまかないが「肉山のまかない29カレー」です。
はしっこ肉がゴロゴロと入ったカレーはなんとも贅沢!
そのお味は・・・?
お、お肉が!!!柔らかさの極みです。
ごろっとした塊かと思いきや、よく煮込まれたお肉は柔らかくてトロトロ。
そんなお肉がゴロゴロ入ったカレーは、まさに贅沢の極み。
カレーのルーは辛すぎず、甘すぎず、程よいスパイシーさがお肉とよく合っています。
「肉山」本店のメニューは、5000円のお任せコースと10000円の飲み放題付きコースの2種類のみ。
なかなかにお高いですね・・・
そんなお店のまかないがワンコインで食べられるなんて、こんな贅沢はない!!
脂っこさや舌にまとわりつく辛さもなく、いくらでも食べられそうなカレーでした。
モンスーンカフェ「モンスーン丼」
カレー第2弾。
こちらはエスニック料理のお店「モンスーンカフェ」のカレーです。
エスニック料理の先駆けともいわれているお店だそうです。
こちらのお店のメニューは、素材本来のおいしさを大切にするために、化学調味料や合成保存料、合成着色料を使っていないんだとか。
う~ん、体によさそうですね。
そしてこのお店のまかないがこちら。
グリーンカレーとガパオライスをあいがけにした丼ぶり。
先ほどの肉山カレーとは違い、グリーンカレーは独特のスパイスでスーッとした辛さのある味わいです。
このカレーとガパオの辛さを、半熟目玉焼きの黄身がまろやかに包みこみます。
この3つのバランスが絶妙!
こちらもどんどんスプーンがすすむおいしさでした。
郭 政良 味仙「味仙まかない丼」
台湾ラーメンの有名店「郭 政良 味仙」。名古屋発祥のこのお店ですが、東京進出すると連日行列のできる人気店になったんだとか。
そんな味仙のまかないがこちら。
その名も「味仙まかない丼」。
見た目は完全にタコライス。
でもこの丼ぶり、タコライスとはまったく異なる料理だったんです。
ひと口食べると・・・辛っっっっっ!!!
油断してタコライス感覚で食べると、その辛さにびっくりします。
ひと口目でもう、辛さがガツンとくるんです。さすが台湾ラーメンの名店。
でもこの辛さ、どんどんご飯が進むんですよね。
肉みその辛さを、トマトの甘酸っぱさがまろやかにしてくれます。
「・・・お前ら米ばっか食べ過ぎだろ」
と思ったそこのあなた。
すみません。GIGIweb 編集部、食いしん坊なんです。
ではここからは、米じゃないやつをご紹介していきます。
気むずかし家「信州名物山賊焼き」
どーーーーーーーん!!!
肉っっっ!!!
山賊焼きという名前ですが、焼いてはいません。揚げています。
そもそも山賊焼きという名前には、
「山賊は村人から衣服や所有物をまるごと取り上げる」
⇒「取り上げる」
⇒「鶏揚げる」
という意味合いがあるそう。とんちですね。
ニンニクを効かせたタレに漬け込んだ鶏もも肉を、高温の油で丸ごと揚げたのがこちら。
とっても大きなから揚げです。
カラッと揚がった衣と、お肉のジューシーさがたまらない一品。
そして極めつけは、上からかけられたタルタルソース!これがまた合う!!!
お肉自体にもしっかり味がついていておいしいのですが、タルタルソースがお肉のおいしさを引き立てています。
揚げたてアツアツのおいしさはもう、言葉にならないほどのおいしさです。
ハヌリ「旨辛スンドゥブチゲ」
写真を撮ることも忘れて夢中で食べていたため、すみませんがここからは写真をお借りして、皆さんに味だけレポートさせていただきます。
まずはこちら、本場韓国の料理人が腕をふるっているという焼肉と韓国料理の店「ハヌリ」のスンドゥブチゲ。
見るからに辛そうですが、スープをひと口飲んでみると、あら不思議!
見た目ほど辛くはないんです。
焼肉店ならではの牛骨からとったスープにあさりのダシの旨みが加わって、絶妙なおいしさに。
体がホッと温まるチゲでした。
ロメスパバルボア「豚キムチナポリタン」
ナポリタンと豚キムチ・・・?それって合うの・・・?
と思いますよね。そうですよね。
私も思いました。
食べてみるとわかります。
ナポリタンです。
見た目と名前は辛そうですが、食べてみるとそんなことはなく、
キムチの辛さをケチャップがまろやかにして、意外や意外、合うんですねこれが。
キムチの白菜や小松菜のシャキシャキ感が、一般的なナポリタンにはない食感を生み出しています。
そしてなんといってもこの極太麺。
もっちもちの麺とお店特製のナポリタンソースがよく絡んで、食べごたえも満点の一品。
オー・ギャマン・ド・トキオ「炙り牛タン塩焼きそば」
とってもおしゃれな店名からは想像できない「塩焼きそば」。
独創的なフレンチで話題となり、東京最高のレストラン5つ星を取っているお店なんだとか。
そんなお店のまかないがこちら。
塩昆布で味付けされた焼きそばは、あっさりしていながらもガーリックが効いていて、パンチのある味わい。
焼きそばの上に乗せられた牛タンは、柔らかく煮込まれており、それだけでも十分食べごたえのがありました。そんな牛タンが3枚も乗った焼きそば。贅沢としか言いようがありません!!!
西麻布 けんしろう「必殺!低温調理サガリステーキ」
西麻布の高級焼肉割烹「けんしろう」。
もうこの写真だけでヨダレが出そうですよね。
こちらのお店、普段は個室でスタッフがお肉を焼きあげてくれる高級焼肉店なんだそう。
そんな高級店のお肉が500円で食べられると来たら、もう食べるしかないですよね。
写真でお伝えできないのが残念なのですが、実際に提供されたお肉は写真よりも分厚くカットされていたのです!
噛むと赤身肉のうま味がジュワ~っとあふれ出てきて、お口の中に幸せが広がります。
お肉のおいしさもさることながら、お肉の上にかけられたソースもまたおいしいのです。
酸味と甘みの効いたソースがお肉のうま味を引き立てていました。
イベントの開催された4日間で、最も人気を集めたのがこちらのステーキ。
人気もうなずけるおいしさでした!
秋はグルメフェスが盛りだくさん!
11月後半も、都内各地でグルメイベントがまだまだたくさん開催予定。
ちなみに今週末、都内では、
東京和牛ショー2016
かつしかフードフェスタ2016
SHIBUYA SAKE FESTIVAL 2016 AUTUMN
が開催されます。
東京和牛ショー2016 -TOKYO 2016 AUTUMN-
http://wagyushow.com/東京和牛ショー2016は、和牛に関わっている方々の熱い想いにより実現しました。和牛を大切に育てている生産者、美味しい和牛を届けたいと頑張っている流通関係者、そして最高の調理法で和牛料理を提供する店舗、関係者全員で努力して最高の和牛を皆さんに味わっていただきたいと願っています。
かつしかフードフェスタ2016|2016年11月19日(土)~11月20日(日)新小岩公園 入場無料
http://katsushika-food.jp/葛飾区史上最大規模のグルメイベント「かつしかフードフェスタ」がやってくる。地元で何代にも渡って支持され続ける老舗から、開店して間もないフレッシュなお店まで、区内全域から幅広いジャンルの「葛飾グルメ」が新小岩公園に集合!何度でも通いたくなるお店がきっと見つかる2日間。葛飾にお住まいの皆様も、区外にお住まいの皆様も、11月19日、20日はお腹とスケジュールを空けておいてください。
SHIBUYA SAKE FESTIVAL 2016 AUTUMN
http://kurand.jp/event/shibuya-sake-festival-2016-autumn/100種類以上の日本酒を中心とした総勢20蔵の和酒が楽しめる!みやしたこうえんで渋谷最大級の日本酒イベントを開催!!「SHIBUYA SAKE FESTIVAL 2016 AUTUMN」
食欲の秋、行楽の秋、
一度にたくさんのお店の味が楽しめるグルメフェスに、
みなさんもお出かけしてみては?