努力は必ず報われ・・・ない?!
あなたは小さい頃、両親に
「努力していれば絶対に勉強ができるようになるから」と
言われて育ちませんでしたか?
また、ファンタジー映画などでも
「努力の大切さ」を訴えている作品も、
よく見かけますよね?
もちろん実際に、
努力してできるようになったこともたくさんあると思います!
しかし、もし、努力をしても、
結局は生まれた瞬間に学習能力が決まってしまっているとしたら
あなたは信じますか?それとも信じませんか?
努力では勝てない恐るべき遺伝子の秘密・・・
あなたは自分なりに一生懸命勉強していたにも関わらず、
学校の成績が下がってしまった・・・
という経験をした人もいるのではないでしょうか。
そんな時、あなたのご両親に、
なんと言われたかを覚えていますか?
きっと、ほとんどの場合には
こんなふうに、言い聞かされていたと思います。
「次は頑張ろうね!
努力すればいい点数が取れるようになるから!」
しかしそれとは全く真逆で、
一見不可思議とも思えるような、
こんな言葉をあなたは耳にしたことがありますか?
「心配しなくていいのよ、
遺伝子の違いで向き、不向きがあるんだから」
おそらく後者の言葉を言われて育った人は
ほとんどいないのではないでしょうか・・・。
前者のような言葉をかけられることが多いのは、
現代ではまだまだ、努力に向き合う姿勢が大切だとされているからです。
しかし、実際に努力以前に、実は「遺伝子レベル」で
明らかに成績などの結果に違いが見つかったのです。
衝撃の事実!点数に2倍の差が!?
なんと驚くことに、
the journal Nature Communicationsで発表された研究では、
学習能力の半分は
なんと【DNA】によって決まる!と結論付けられました。
なんとも信じ難い研究結果です。
調査では、遺伝相続と環境のどちらが
学習能力に大きな影響を及ぼしているかを調べるため、
12歳の双子1500組に
算数と国語のテストを行い、成績を比較した。
その結果、50%のDNAを共有する二卵性の双子より、
100%同じDNAを持つ一卵性のほうが、
2倍の確率で同じ点数分布が見られた。
さらに補足的な分析では、他人同士でも学習能力が同じ場合、
遺伝的類似点を共有しているという結論が得られた。
このことは子供の算数や読解能力のおよそ半分が、
遺伝構造に由来することを示している。
ポイントは「親からの遺伝」という見方ではなく
「両親の遺伝子の掛け合わさり方」
であるといわれています。
母親遺伝子を受け継いだから、
ということではなく
父親×母親の遺伝子を掛け合わさって
新しい遺伝子が誕生することにより
遺伝子配合レベルでどのようになるかがポイントになるそう。
ロンドン・キング大学の
心理学者ロバート・プロミン氏は、LosAngelsTimesの中で、
「もしあなたに優れた読解能力の遺伝子があると分かれば、
同時に50%以上の確率で、
同じ遺伝子が数学にも影響を及ぼすだろう」と言っています。
では、遺伝子レベルで他よりも劣っていたら、
もうどうしようもないのでしょうか・・・?
知っておこう♪優劣よりも「適性」が大切であるということ◎
遺伝的な素質があるということは、
生まれ持った向き・不向きが誰にでもあるということです。
あなたは
投資家、不動産オーナー、株トレーダー、
発明家、リクルーター、スポーツ選手など
あなただけの
特別な素質や才能をもって生まれてきているのです。
あの発明家で有名なトーマス・エジソンは、
ろくに学校にも行けませんでした。
一般的な見方で言うと、他より劣っていたわけです。
しかし、「発明家」としての
適性に合った道を選んだことで、彼は成功できたのかもしれません。
これを機に、あなたの才能をもう一度見つめ直して、
きっとあなたの中に眠っているはずの「才能」や、
自分の命を「何のために」使うのかという「使命」を、
探求し続けていってみてください!
人生を成功に導く鍵は、
自分の適性を知って、その適性にあった道を進むことです。