今日本に週休3日制度の流れが到来!?
今まで週休2日制度が当たり前だった私たち。
しかし今あちらこちらで、
働き方の見直しが検討されているのを知っていますか?
■あの大企業ヤフーでさえも
実はソフトバンクグループ傘下のIT大手ヤフーが、
従業員の働き方の見直しを推し進めるため、
全従業員約5800人を対象に、
週休3日制の導入を検討していることが24日、分かったんです。
これは今までにない異例なことなんだとか。
大手がこれを導入すれば、どの会社も週休3日が当たり前になってきそうです。
ヤフーは週休3日を目指す前段階として、週2日の休みの曜日を土日だけに限定せず、自由に選べる制度を導入する方針で、具体的な検討に入った。
その後、数年以内に週休3日制に移行させたい考えだ。
■ヤフーの目的
やはり週休3日制度を検討している裏には、
きちんとちた目的が存在しています。
平均年齢が35歳程度と比較的若いが、
今後は家族の介護が必要となる社員の増加なども予想される。
人材の争奪戦が激しくなる中、柔軟な働き方の導入で優秀な人材の確保につなげる
会社に通勤して仕事をするというスタイルから、
自宅などオフィス以外での勤務を認める制度を、
月2日から5日に増やすなど多様な働き方を提案しているそうです◎
すでに一部導入している企業もあった!
日本IBMでは、2013年から、
すでに「短期間勤務制度」が設けられていました。
週休3日、また週3日勤務も可能だそうで、
この制度は1年ごとに更新できるそうです!
IBMでは、「短時間勤務制度」を2013年から導入しました。
週休3日、または週3日勤務も可能だといいます。
この制度は、1年ごとに更新できるシステムです。
このような自由な働き方を導入しているIBMは従業員を大切にしていることがうかがえます。
■IBMの目的
もともとは女性社員の仕事と家庭の両立をサポートすることをきっかけに生まれた制度で、
短時間勤務にすることで、社員のワーク・ライフ・バランスを図ろうというもの。
対象は約2万人の全社員で、事由は原則不問。
勤務パターンは週3日、週4日、週5日で労働時間6割または8割の4つから選択できる。
勤務時間に伴い、週3日と週5日6割勤務は50%、週4日と週5日8割勤務が70%と、
給与が調整されるものの、仕事を続けたまま、
プライベートの充実やスキルアップを図ることができる。
週休3日にしたことで、やはり生活にゆとりがでてきたという
嬉しい声も続出しているそうです◎
「気分で出勤制度」を実施している会社も!
クリエイティブアルファグループという会社を
知っていますか?
店舗設計や、人材育成を行なっている会社で、
「鎌倉ベーカリー」などが有名なお店の一つです。
実はこの会社、週休3日どころか、
「その日の気分で出社するかしないかを決めていい」という、
なんとも信じがたい「気分で出勤制度」を設けているんです◎
人材教育を展開するクリエイティブアルファは、
一部の社員を対象に新しいスタイルの週休3日制「気分で出勤」という制度を設けている。
「3日目の休日を設定するのではなく、もう1日の休日を自由に勤務できる日」と定義したもので、
祝日や重要な会議などのない週に、会社に来なくてもよいとしている。
クリエイティブアルファではかつて、一部に限り完全週休3日制を導入したことがあったが、
「休んでいる」という定義がストレスになったという振り返りがあったため、
新制度では「休日」ではなく「自由に勤務出来る日」と定義を変更。
「フリー出勤=出勤扱い」とすることで、休むことに対するハードルを下げた経緯がある。
よほど仕事がなければ休んでOKということもあって、
精神的なストレスが軽減できるのが嬉しいですね!
ただし、週休3日制度が広がることでのデメリットも
週休3日制度や気分での出勤など、
働く私たちにとっては、とても夢のように聞こえてしまいますが、
実はその制度が広がる一方で、
大きなデメリットも心配されているんです・・・
■デメリット1:実際に3日休めるかはわからない
今の日本社会で週休3日制を導入できていない最大の原因、
それは会社が回らなくなってしまうということである。
事実、週休3日制を導入したところで
サービス残業や休日出勤が増えるだけなのでは、という声も多数上がっている。
週休3日制のメリットとやや矛盾しているように聞こえるものの、
現状はそんなに週休3日制はうまくはいかないのだ。
また週休3日制によって3日休めたとしても、
就労日の勤務時間が増え、労働としては厳しいものになるかもしれない。
確かに週休3日とはいっても、
実際にはやらなければいけない業務がたまる一方で、
結局出勤している人も少なくはないみたいです・・・
■デメリット2:他企業とのコミュニケーションが図りづらい
週休2日制は土日で固定されているため、企業間で共通認識が図れていた。
土日にメールをしても返ってこないのは当たり前、
というような風潮が形成されていたのである。
しかし週休3日制を導入すると、企業間の休日にズレが生じてしまい、
コミュニケーションが円滑に図れなくなることがある。
コミュニケーションのズレは、
トラブルのもと。
コミュニケーションが円滑にいかなければ、
取引や協力関係がうまくいかなくなるのは、目に見えてしまいます・・・
■デメリット3:消費が滞る
週休3日制による国全体のメリットで紹介したこととは真逆になるが、
休日が増えても消費は滞るのでは、という意見もある。
総労働時間が減る企業の場合、それに比例して収入が減るのは当たり前だ。
休日が増えたところで、使うお金がなければ消費のしようがなく、
結果的に経済が回らなくなるのである。
休日が増えても、実際にお金に余裕がなければ、
結局休みをうまく活用することはできません。
消費が行なわなければ、経済は滞ってしまうので、
結果、悪循環になってしまう恐れも。
様々な問題を解決するためには?
■1日の勤務時間を長くするしかない
やはり、通常のフルタイム勤務(8時間×5日=週40時間)を、
1日10時間×土日を含む週4日の勤務に代替えするしかないとの見方が。
すでに週休3日制度を導入しているユニクロは、
1日の勤務時間を通常より長くすることで、
うまく週3日の休みを取得させているようです◎
「変形労働制」を利用した働き方で、1日10時間×土日を含む週4日の勤務で、
通常のフルタイム勤務(8時間×5日=週40時間)と同額の給与を支給します。
お休みは週に3日、平日に取得いただきます。
週の出勤日数が減るので、業務習得が遅れてしまうのでは?!と感じられるかも知れませんが、
1日の勤務時間が長いので、その分集中して業務習得することが可能なんです。
実は育成面でもメリットあり!な制度なんですよ。
あなたは週休3日制度に賛成ですか?反対ですか?
週休3日制度の現状やメリット、デメリットを知って、
あなたはどう思いましたか?
やっぱり大切なことは、労働者が、
自分のライフスタイルに合った働き方を
選択できる状態を整備することが重要ですよね◎
多様な働き方が
これからどんどん認めれば、
社員のモチベーションはきっと上がるはず♪
同じ働くなら、無理をせず、
自分のライフスタイルにあった気持ちのいい働き方を
していくのがBESTです!
あなたの会社もそのうち、
週休3日制度や、在宅ワークが当たり前になる日は、
近いかもしれません♪