日本の縁起物ってな~に?
みなさん、日本の縁起物を知っていますか?
「だるま」や「招き猫」などさまざまな縁起物がありますよね★
それでは、縁起のいい模様は知っていますか?
これ意外と知らない人いるのではないでしょうか?
日常でよく見ている模様・・
実は縁起物だった!ということもあるかもしれません。
そこで、今回は日本の代表的な縁起物と模様をご紹介したいと思います★
①達磨(だるま)
日本の代表的な縁起物のまず1つ目は
みなさんがよく知っている「だるま」です!
だるまは、倒れても起き上がるということから
「あきらめずに願いを叶える!」という意味が込められています♡
そして、当たり前に思っていただるまの色、どうして赤なのか知っていますか?
だるまが赤いのは、悪いものを近づけさせない!という意味があります。
そしてそして、だるまの眉やひげ・・
なんか特徴的ですよね!これにも意味があります!
鶴と亀って長生きする生き物ですよね。
この意味から「眉は鶴」、「ひげは亀」をイメージして書いているんだそうです!
ちなみに、だるまって片目がないものが多いですよね!
テレビでも、片目のないだるまを用意し、片目を書いたりしています!
この片目がないというのも意味があり、目を入れるというのは
「芽が出る」=「めでたい」という意味があるんです!
だるまの模様や色、片目がない意味・・
それぞれに幸せになるよう意味が込められていたんですね~★
②招き猫

次にご紹介するのが、みなさんよくご存知の「招き猫」です!
お店によく置かれています^^
招き猫が小判を持っていることから、お金に関係する縁起物だ!と分かりますよね★
そうなんです。
招き猫は、手招きしている様子から、「福を呼ぶ」と言われています。
でも、どの招き猫も右手を上げているというわけではないんですよ。
右手を上げている招き猫は「お金を招く」
左手を上げている招き猫は「お客さんを招く」
という意味があるんですよ~★
自分の願いに合わせて、左手か右手か上がっている招き猫を置くといいですね★
どうして招き猫が縁起がいいということになったのか・・
これには諸説があります。
江戸時代、大名井伊直孝が自分を招く猫に着いて行ったそうです。
着いて行ったおかげで、落雷から逃れることができた。などの諸説から招く猫は縁起がいいとされたそうです。
アメリカにも招き猫がいるのを知っていますか?
アメリカの招き猫は、目がブルーで、持っている小判には「$」が書かれています。
あと、招く手は甲を見せていますね!
アメリカでは招くとき、カモン!と手の甲を見せるように招きますよね★
アメリカの風習に合った招き猫スタイルです♫
③宝船・七福神
3つ目にご紹介するのは、これもまたよく知られている「宝船・七福神」です!
福を招く7人の神様ということで「七福神」と呼ばれています。
また、その神様を乗せている船ということから「宝船」と呼ばれており
「福は海を渡ってくる」と言われています。
七福神の神様なんですが、実は日本人は1人だけで、他の6人は中国やインドの神様なんだそうです!
日本の縁起物なのに、実は日本人1人という意外な事実・・!
ちなみに、七福神の神様には一人一人意味があります。
◆大黒天(だいこくてん)・・・食べ物や田んぼ、商売の神様
◆恵比寿(えびす)・・・海の神様
◆寿老人(じゅろうじん)・・・健康や長寿、幸福の神様
◆福禄寿(ふくろくじゅ)・・・福徳、人徳、お金や長寿の神様
◆毘沙門天(びしゃもんてん)・・・戦いの神様
◆布袋(ほてい)・・・開運や良縁、子宝の神様
◆弁財天(べんざいてん)・・・財や富、芸術や学問の神様(七福神唯一の女神)
日本の縁起のいい模様
■①青海波(せいがいは)
青海波は、広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で、無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄です。
切れない波のように、幸せが続くという意味ですね♡
■②唐草(からくさ)
つる草が四方八方に伸びてからみあう文様です。どこまでも伸びていくツタの様子は、まさに生命力の象徴。一族の繁栄や長寿を意味する、縁起がよい吉祥文様として愛されました。
■③麻の葉(あさのは)
麻の葉は4ヶ月で4mにもなるほど成長が早く、真っ直ぐにグングン成長して行くため、麻の葉柄には子供の健やかな成長の願いが込められています。
またこの柄には魔除けの意味があり、昔から産着の柄として広く親しまれてきました。
お子様、お孫様の健やかな成長を願い、ご利用して頂きたい反物です。
アサのように、ぐんぐん健康に育つようにという意味が込められています♡
■④梅
梅の柄は、寒さに負けず美しく咲く梅のように、強くなるという意味が込められています。
梅が咲くと、春が近づいているということが分かりますよね。
そのことから、
あと少し頑張れば、ゴールが見える!という意味にもなります。
梅の木って実は奈良時代に中国から輸入されたものなんだそうです!
当時の花見は、桜ではなく梅の花だったそうですよ。
縁起物は不安を取り除いてくれる♫
日本の代表的な縁起物、いかがでしたか?
縁起物は、日常的に見ているものが多いので知っている人がほとんどだったと思います。
意味は、初めて知った~!という人もいるのでは?
日本に限らず縁起物は、不安を取り除いてくれたり、平穏無事な日々を送れるよう願いが込められています。
これも、先祖代々の思いが受け継がれ、形として象徴されているんですね♡
みなさんも、縁起物を家に置いたり、
縁起のいい模様の持ち物を持ったりしてみてください★
いざという時に、不安やハプニングから守ってくれるかもしれませんよ♡