気になる異性と会うときは、相手に対していい印象を与えたいと思うものですよね。
「人は見た目が9割」と言われるように、視覚が第一印象に与える影響は大きいというのは有名な話ですよね。
視覚はもちろんですが、実は嗅覚も、その人の印象に大きく影響します。
人が嗅いだ匂いは、大脳辺縁系(脳の機能のひとつ)に到達し、「におい」として認知されます。この大脳辺縁系は、情動・意欲・記憶・自律神経系に関与しているため、匂いは感情に直結していると言われているのです。
2014年に行われたあるアンケートでは、初対面の女性に対しマイナスな印象を受ける項目として、TOP3に口臭と体臭という匂いの要素が入っています。
なんと約9割の人が、マイナスなイメージを受けるという匂い。つまり、いい香りであればそれだけ印象が良くなるということでもありますよね。
仕事においても、プライベートにおいても、見た目だけじゃなく香りで自分の印象を作っていくのもアリ。香りひとつで、仕事も恋もうまくいくかもしれませんよ!?
香りを選んで、印象をコントロールしちゃいましょう☆
香水で印象をガラリと変える
おしゃれアイテムのひとつとして、愛用している香水を持っている人も多いのではないでしょうか。
ボトルもおしゃれなデザインのものも多いので、香りを楽しむだけじゃなく、コレクションとして楽しむ人もいますよね。

■オーデコロン
濃度:1~5%
香りが最も薄い香水。香水には男性用・女性用のものがありますが、男性用のオーデコロンというのはほとんどありません。持続時間も1~2時間と短いため、お風呂に入ったあとにつけて香りでリラックス、なんて使い方にも適しています。
■オードトワレ
濃度:5~10%
濃度は低めで、香りは3~4時間持続するので、普段使いに適した香水。香水をあまり使ったことのない初心者の人でも使いやすいのがオードトワレです。持続時間はあまり長くありませんが、つけすぎには注意が必要です。
■オードパルファム
濃度:10~15%
種類が豊富で香りも5~7時間持続するので、人気あるタイプの香水です。「パルファム」よりも濃度を下げているため、価格もお手頃なのもうれしいポイントです。
■パルファム
濃度:15~30%
濃度が高いため、少量つけただけでも香りが7時間程度長持ちします。濃度が高いぶん他の種類に比べるとやや値段が高めですが、そのぶん香りにも深みがあります。
少量でも香りは強いので、つけすぎには注意!
香りの強さと持続時間によって、香水のタイプを選んでみましょう。
香水の香りにも様々なタイプがありますが、まとう香りで相手に与える印象も変わってきます。 では、香り別に与える印象を見ていきましょう。
清潔感を与えたいなら
清潔感を感じさせることができる香りが、石鹸系の香りです。お風呂上がりのような清潔感のある香りは、男女問わず不快感を与えることが少なく、万人受けする香りと言えます。
ただし、大人っぽい印象やセクシーな印象を与えたいときには不向きな香りでもありますので、使うシーンは選びたいところ。

上品な印象を与えたいなら
ふわりと上品な印象を与えたいなら、フローラルの香りをまとわせてみてはいかが?
フローラル系の香りでは、ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミンなどが定番です。ちょっと甘く、それでいて爽やかな印象を与えてくれるフローラル系の香りは、香水市場のなんと6割を占めるのだとか。どんなシーンにも使えますよ。

爽やか系ならこの香りで決まり!
レモンやグレープフルーツ、ライムなどのシトラス系の香りは、すっきりと爽やかで、明るい印象を与えてくれます。
フローラル系同様どんなシーンにも使える万能選手ですが、女性らしさを強調しない、パンツスタイルなどの服装のときに使うといいですよ。集中力アップなどの効果もあるので、眠くなってきたときに手首につけて、時々香りを嗅いでリフレッシュするのもアリですね。

セクシーな印象にしたいなら
東南アジアやインドなどの香辛料や樹木(バニラなど)や、動物系の香料(ムスク)などを使ったオリエンタル系の香りは、甘く妖艶な香りで、セクシーな印象を与えてくれます。
重めの香りのため、強く香るとくどい印象を与えてしまいます。さりげなく香らせて、大人の女性を演出しましょう。デートにおすすめの香りですよ。

香水をつける場所
香水は、温度が高い部分につけるほうが揮発しやすく、香りが出やすい性質があります。
そのため、太い血管が通っている部分につけると効果的。
耳の後ろやうなじ、手首の内側は、香水をつけるポイントとして定番ですよね。
ここでひとつ注意しておきたいのは、香水をつけた後にこすること。
手首などにシュッとひと振りした後につけた場所どうしをこすり合わせると、摩擦で香りの成分が壊れてしまいます。ですから、こすり合わせずに、ポンポンっと軽く叩くようになじませて、香りを落ち着かせるようにしましょう。
また、腰につけるのもアリ。汗をたくさんかく季節でなければ、ほのかに全身を香らせることができます。お食事デートの時などにおすすめです。
さりげなく香らせたいなら、下半身につけるのもおすすめです。ももの内側やひざの裏は、上半身に比べ体温が低めなので、香りが控えめに広がります。デリケートな部分でもあるので、パッチテストをしてからつけるようにしましょう。

いかがでしたか?
お出かけのシーンだけでなく、ビジネスシーンでも好印象を与えて勝利を引き寄せたいなら、香りをまとって商談に臨むのも効果的かもしれません。
与えたい印象によって、香水を使い分けてみてくださいね♪