寒くなってくると食べたくなるものといえば、そう、おでん。
ダシの染みたあつあつのおでんを頬張れば、おなかも心も満たされて、ホッと温まりますよね。
寒~い夜にコンビニに入ると、ついつい買いたくなっちゃいます。街の小料理屋なんかでも冬の定番メニューなので、おいしいおでんと一緒にお酒を一杯、なんて夜も最高です…!
ところでみなさん、好きなおでんダネはなんですか?
定番は、大根、たまご、こんにゃく、厚揚げといったところでしょうか。
関東ではポピュラーな具である「はんぺん」や「ちくわぶ」は、西日本ではあまり見られません。 もっと地域を限ると、静岡では、真っ黒なダシで煮込んだ串差しのおでんダネに、魚粉をかけて食べる「静岡おでん」が一般的です。
地域の食文化が色濃く反映されているおでん。冬の家庭料理の定番でもあるので、各家庭で独自の定番具材なんかもあるでしょう。
そこで今回は、ちょっと変わったおでんの具をご紹介します。
あなたのおでんの世界観がひっくり返るかもしれませんよ…♪
手軽に手に入る野菜でおでん
■トマト
トマトを丸ごと煮込んだトマトのおでんは、見た目のインパクトも抜群。
皮をむいて煮込むことで、ダシの味が染み込んだトマトになります。洋風なイメージですが、うま味の強いトマトと和風のダシの味が合わさって、ちゃんと和の味になるんですよね。
■アボカド
えッ!?と驚くなかれ。生のまま食べるイメージの強いアボカドですが、おでんにしても絶品なんです。薬味にしょうが醤油をつけて食べると、相性抜群です。
崩れやすいので、取り出すときは慎重に。
■えのき
キノコをおでんに入れるって、あまりない発想ではないでしょうか?
キノコ類はうま味のかたまりなので、煮込むことでそれ自体からダシが出て、おでんのダシも深みが増しますよ♪えのきは細いので、ベーコンで巻いて煮込みましょう。
■アスパラガス
おでんって、ダシも茶色いし具材も茶色くなりがちですよね。野菜も大根ぐらいしかないし。
そんな茶色くて動物系になりがちなおでん鍋に、緑のアスパラガスを入れると鮮やかに!
ちくわの穴にアスパラガスを差して煮込めば、鍋の中でも迷子になりません。
■長いも
じゃがいも、里いもなどはおでんダネとして時折見かけますが、長いもをおでんに入れてもおいしいんです!
シャキシャキとした独特の食感が、他のおでんダネにはないアクセントになりますよ。
そのまま煮込んでもいいですが、素揚げしてから煮込むのもいいですよ♪
魚介系・肉系
■牡蠣
鍋の具材としておなじみの牡蠣ですが、おでんにしてもまた◎。
プリップリの牡蠣を、ハフハフ言いながら頬張りましょう。
■スパム
え、マジで?
思いっきり洋な食べ物ですが、沖縄地方のおでんの具としてはポピュラーなようです。
スーパーで買える食材なので、試してみてくださいね。
ダシまで飲み干したい、シメの麺系
■うどん
おでんのあっさりとした薄味のダシは、うどんと相性抜群です。
様々なおでんダネの味がしみ出したダシは、最後の一滴まで飲み干したくなるはずです!
コンビニでもうどんの麺をオーダーできるお店もあるので、お好きなおでんダネと一緒にオリジナルの一杯を作ってみてください。
なんでも煮込んでオリジナルおでんに♪
いかがでしたか?
大根以外の野菜でも、おでんダシで煮込めば実はおいしいものばかり。
また、餃子やシュウマイなど、すでに出来上がったおかずでさえも、一緒に煮込めばおでんダネになってしまいます。おでんって本当に、幅が広い料理ですよね。
余らせてしまった野菜なども、おでん鍋にブチ込んでみると、新しい発見があるかもしれませんよ♪