夏野菜の代表格といえば、そう、トマトですよね!
冷水や冷蔵庫でよ~く冷やしてまるかじりするトマトって、最高においしんですよね!
トマトジュースやトマトケチャップ、トマトソースなど、加工品も多いトマト。
トマト=健康食材、として広く知られていますよね。
あの真っ赤な色を見るだけで、なんだか体にいいものがぎゅっと詰まってそう!
そういうイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
加工食品も多いので一年中食べている気がしますが、トマトの旬は夏。まさにこれからがトマト最盛期になるんですね。
そこで今回は、夏だからこそ食べたくなるような、トマトの力を特集しちゃいますよ!
言わずと知れたリコピン
トマトといえばリコピン、と思う方も多いかと思います。リコピンとはトマトの赤い色をなす色素のことで、カロテノイドの一種でもあります。
スイカやピンクグレープフルーツの色も、同じリコピンなんですよ。
このカロテノイド、活性酸素を除去する抗酸化作用が強いのが特徴で、リコピンの抗酸化力はβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍といわれています。
リコピンの1日の摂取目安量は15~20mg程度ですが、大きめのトマト1個のリコピン含有量は7~8mg。つまりトマトを2個食べれば、1日の摂取目安量をカバーできるということになります。
大きめのトマトを1日2個となると、毎日食べるのはちょっと難しいかも・・・と感じる場合は、トマトジュースなどで補うとよいかもしれませんね♪
また、リコピンは脂溶性のため、生のトマトだけで食べるよりも、サラダなどにしてドレッシングと一緒に食べたり、オリーブオイルを使って調理したりするなど、油と一緒に摂ったほうが体に吸収されやすくなりますよ。
抗酸化作用って何がいいの?
冒頭、リコピンには抗酸化作用があるとご紹介しましたが、ではその抗酸化作用ってなに?というところをご説明しますね。
人の体の中では、活性酸素が一定の割合で発生しています。
その原因はさまざまで、ストレス、飲酒、喫煙、紫外線、食品添加物など、さまざまな外的要因で発生します。
この活性酸素、何が悪いかというと、酸化力が強いため体内の組織を酸化させてしまう、つまり錆びさせてしまうんです。
体内の錆びは動脈硬化や脳血管障害など、体に悪影響な物質なんですね。
この活性酸素を除去する働きがある物質を抗酸化物質というのですが、トマトに多く含まれるリコピンがまさにそれ。
つまり、リコピンが体の中の活性酸素を除去してくれるんです!
夏こそ食べたいワケ
先ほどの活性酸素のところでピンときた人もいるかもしれませんね。
そう、紫外線も活性酸素の原因となるんです。
紫外線の強いこれからの季節、体の中も外もダメージを受けてしまっているんですね。
肌が紫外線を受けると活性酸素が発生し、しみ、しわ、たるみなどの原因になってしまうんです・・・
それを抑えてくれるのがリコピン!
しみやしわのない肌を手に入れられるとしたら、まさに夏こそ食べたい食材ですよね!
この夏は積極的にトマトを食べて、健康とキレイを手に入れちゃいましょう!